ニューズレター

日本感情心理学会会員の皆様

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 ・日本感情心理学会 ニューズレター
 ・No.196(2025年12月10日)
 ・発行/著作権:日本感情心理学会事務局
 ・問い合わせ先:jsre@jpass.online
 ・担当:日本感情心理学会広報 福田哲也
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ヘッドライン
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【1】第44回日本生理心理学会・日本感情心理学会第34回 合同大会について
【2】日本感情心理学会第33回大会 大会発表賞について
【3】日本感情心理学会第33回大会 大会参加記
【4】サッポロ生物科学振興財団2025年度研究助成の募集
【5】情報トピックス

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【1】第44回日本生理心理学会・日本感情心理学会第34回 合同大会について
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第44回日本生理心理学会・日本感情心理学会第34回 合同大会の参加登録・発表申込を開始しました。

締切など、大会HPでのご確認をお願いします。
なお、合同大会では参加登録・発表申込のシステムが今年度の第33回とは異なります。
早めのご確認とご準備をいただければ幸いです。

<大会概要>
〇日時:2026年4月24日(金)~4月26日(日)
〇場所:名古屋大学東山キャンパス
〇大会テーマ:おもしろいことは境界で起こる
〇大会HP:https://www.k-gakkai.jp/jspp-jsre2026/index.html

<スケジュール概要>
〇12月3日(水)参加登録・発表申込 開始
〇2月1日(日)発表申込、大会発表賞エントリー 締切(※締切の延長はありません)
〇3月15日(日)大会発表賞エントリー希望者の発表抄録提出 締切
〇3月22日(日)予約参加登録、懇親会申込、託児所利用申込 締切
〇Lisa Feldman Barrett先生の基調講演が4月24日(金)午後になりました
※スケジュールの詳細は、大会HPでご確認ください


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【2】日本感情心理学会第33回大会 大会発表賞について
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日本感情心理学会第33回大会 大会発表賞が決定しました!

さる日本感情心理学会第33回大会(2025年10月25日―26日)では、71件の研究発表(口頭・ポスター発表)が行われました。そのうち、17件が大会発表賞の審査対象になることを希望し、日本感情心理学会優秀大会発表賞選考委員会による選考を行い、以下の様に優秀発表賞と若手優秀発表賞を授賞することが決まりました。

◆ 優秀発表賞
〇 髙山 彩・山口 幸生「潜在連合テストは姿勢と感情の結びつきを示す――事後妥当性の検証――」
◆ 若手優秀発表賞
〇 藤澤 壮太郎・大隅 尚広「共感性は過失を自己に帰属させるか?――予測できない他者の苦痛における Intentional Binding と共感性の関連――」

学術プログラム委員会 一言英文

選考過程については添付のZipファイル内「日本感情心理学会第33回大会 大会発表賞 選考結果」をご参照ください。


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【3】日本感情心理学会第33回大会 大会参加記
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先日開催された日本感情心理学会第33回大会について、参加および研究発表を行われた林萍萍さん(大阪商業大学)、児嶋ひなたさん(東京成徳大学)より参加記をいただきました。
以下に掲載致します。

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■参加記1 林萍萍(大阪商業大学)
 感情心理学会は、私が最初に入会した学会であり、大学院生の頃からお世話になっている先生方も多く、私にとって特に思い入れの深い学会です。今回の大会では、ポスター発表に加えて、次世代フロンティア・セッションでの口頭発表や、大会企画のECR交流セッション、懇親会にも参加することができ、非常に充実した時間を過ごしました。多くの刺激と学びを得るとともに、研究者として新たな視点やつながりを広げる貴重な機会となりました。参加記として、本大会全体の印象と、私が参加したECR会の2つのプログラムについて感じたことを述べさせていただきます。

1.本大会の全体の印象について
 並行セッションが設けられていなかったため、口頭発表・ポスター発表のいずれにも十分に集中して聴講することができました。特にポスター発表については、他の学会と比べても落ち着いた雰囲気の中で、じっくりと議論を深めることができたように感じました。学会の規模は比較的コンパクトでしたが、顔なじみの先生方や研究仲間が多く、全体としてアットホームで温かい雰囲気に包まれており、とても居心地のよい時間を過ごすことができました。
 また、本大会のアクセスの良さに感動しました。私は方向音痴で、初めての場所に行くときはいつも不安になるのですが、今回はさすがに迷いようがなく、駅から徒歩1分という抜群の立地でした。さらに、懇親会はテーブル着席ではなくバイキング形式で行われ、多くの方々に気軽に声をかけることができました。これまで「餃子といえば水餃子」と言い続けてきた中国出身の私ですが、今回は宇都宮の焼き餃子のおいしさにすっかり魅了されました。

2.ECR企画
 まず、私はお昼の交流セッションに当日参加しました。事前申込者にはお弁当が用意されており、参加者同士でランチを囲みながら交流できる点がとても魅力的だと感じました。セッションは、最初に簡単な自己紹介を行った後、発表者の一人による発表がありました。最初に自己紹介をした後、発表者の方の発表が始まり、途中でも自由に質問できる雰囲気で、参加者の専門分野も多様だったため、さまざまな視点から意見や助言をいただくことができ、とても刺激的な時間でした。50分はあっという間に過ぎました。
 次世代フロンティア・セッションには登壇者として参加し、これまでの研究成果や現在取り組んでいるテーマ、今後の展望について10分間の発表を行いました。大きな会場での発表にあたり、正直かなり緊張しましたが、発表を通して自らの研究の原点(来日した理由、心理学を専攻した経緯、日中比較研究を始めた動機など)を改めて見つめ直す貴重な機会となりました。この10分間は、まさに来日してからの10年以上の経験を凝縮したような時間でした。また、多くの先生方に研究内容を知っていただく機会ともなり、翌日のポスター発表では、複数の先生方から直接感想やご助言をいただくことができ、本当に嬉しく、今後の研究への大きな励みとなりました。本企画を準備・運営してくださった先生方に、心より感謝
申し上げます。

最後に、本大会の運営にご尽力くださったすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。

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■参加記2 児嶋ひなた(東京成徳大学)
 このたび,日本感情心理学会第33回大会2025の参加記を仰せつかりました,東京成徳大学健康・スポーツ心理学科学部生の児嶋ひなたです。このような貴重な機会をいただき,ありがとうございます。

私は昨年の第32回大会(大阪体育大学)にも伺い,ゼミの先輩の発表風景を見学いたしましたが,今回は,発表者として大会に参加させていただきました。初めて公式な場で研究発表を経験した私の感想と,学部生という立場から見た学会の印象を述べてまいります。

研究発表が始まった際に私が残していたメモ記録には,「ド緊張!!!手・足震え!!真剣な目すごい。圧倒!」と書き記してあります。つまり,とても緊張していました。私のポスター発表を見に来てくれる方はいるのか,質問に答えられるのかといった不安もあったと思います。始まって10~15分は,先生方と話しながらも緊張が解けませんでした。しかし,研究内容について話すこと,質問を受けること,アドバイスをいただくことに対して,徐々に楽しさを覚えてまいりました。大学内での発表会は形式的な面もあって,あまりしっかりとした議論はできませんが,自身が取り組んだ研究について深い部分まで議論ができることがとても刺激的に感じました。

次に,学部生という立場から見た学会の印象です。学会大会と聞くと,やはりハードルの高さを感じ,「難しそう」「硬い」「怖そう」といったネガティブな感情が先だったことは否定できません。しかし,感情心理学会は会場内の雰囲気が温かく,学部生だからといって浮いてしまうことや居づらいということもなく,とても参加のしやすい雰囲気を感じました。ポスター発表中も,一学部生という立場にもかかわらず,私を一人の研究者としてみなして対話していただけた印象があり,とても嬉しく思いました。
また,私の発表は2日目でしたが,1日目のプログラムも聴講し,「ロボットの涙」についてのご発表をはじめ,多くの学びや刺激との出会いがありました。これは,普段の大学生活では決して味わえない非日常感だったといえます。

最後に,本大会での参加・発表をしたことで,私が昨年来目指してきた「学部生の間に学会発表を行う」という目標を達成できました。このような貴重な経験をさせていただいた学会と,ご指導,ご助言をいただいた先生方に感謝申し上げます。


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【4】サッポロ生物科学振興財団2025年度研究助成の募集
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公益財団法人サッポロ生物科学振興財団より研究助成公募のお知らせがありましたので、以下に記します。

1.タイトル :サッポロ生物科学振興財団2025年度研究助成の募集

2.団体名 :公益財団法人サッポロ生物科学振興財団

3.公募対象研究分野:食品に関する以下の4分野を対象とします
・消費者を知るための調査・研究
心理学的実験や情報処理によって、消費者の「味の認知」「嗜好」「購買行動」などを科学的に明らかにするための調査・研究

・食品機能に関する調査・研究
農業・食品産業での展開につながる、食品の栄養機能、健康機能、生体調節機能に関する調査・研究

・「おいしさ」を創出する調査・研究
原料素材の育種・探索、製造加工の技術開発による新たな「おいしさ」「食感」の創出や、
効率的・安定的生産、持続可能な社会構築における食に関する調査・研究
食の安全性を脅かすリスク要因の解明とその制御に関する「おいしさ」を保証する調査・研究

・北海道の食産業振興に貢献する調査・研究
新しい食品・作物・加工技術等を通じた、北海道の食産業を支援するための調査・研究

なお、動物実験を手法として用いる調査・研究は、助成の対象外とさせて頂きます。
分野別・項目別の件数は定めません。

4.応募資格
1) 日本国内の大学、その他の研究機関に勤務する研究者個人あるいはグループの方(学生・大学院生は除く)
2) 45歳未満(2026年4月1日現在)の方
3) 原則として過去に本助成を受けていない方
4) 同じテーマ・内容で他の助成・営利企業による資金を同期間に重複して受けていない方

5.金額及び件数 : 100万円/件×4件程度

6.公募期間 :2025年11月25日(火)〜2026年1月14日(水)(電子メール必着)

7.情報掲載先:助成公募|公益財団法人サッポロ生物科学振興財団

8.申し込み先
財団代表アドレス:sapporozaidan@sapporoholdings.co.jp

※添付いたしましたZipファイル内「サッポロ生物科学振興財団2025年度研究助成」に募集要項・応募書式・推薦書書式のファイルがございます。


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【5】情報トピックス
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ここでは、感情心理学に関わる国際会議等、感情心理学の研究をされておられる方向けの情報をピックアップしてお伝えします。

◆論文情報
感情心理学の論文で新たに公開されたものをピックアップしてご紹介します。
【情報収集協力:古川善也】

■Affective Science誌
(1) Online first articles: social engagement, epistemic curiosity, positive emotionなどのテーマで、新しく論文が公開されています。公開された論文情報は下記からご覧ください。
https://link.springer.com/journal/42761/online-first
(2) Volumes and issues:既刊・新着の巻号情報は下記からご覧ください。
https://link.springer.com/journal/42761/volumes-and-issues

■Emotion誌
(1) Online first articles: loneliness, anger, fearなどのテーマで、新しく論文が公開されています。公開された論文情報は下記からご覧ください。
https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/emo/onlinefirst
(2) Volumes and issues:既刊・新着の巻号情報は下記からご覧ください。Volume 25 Issue 8が新たに発行されています。
https://psycnet.apa.org/PsycARTICLES/journal/emo

■Emotion Review誌
(1) Online first articles:公開された論文情報は下記からご覧ください。
https://journals.sagepub.com/toc/EMR/0/0
(2) Current issue:既刊・新着の巻号情報は下記からご覧ください。
https://journals.sagepub.com/toc/EMR/current


◆国際会議情報
感情心理学関係の学会が今後、以下の日程で開催されます。詳細については以下URLをご覧ください。

※前号からアップデートされた情報には、冒頭に【NEW!】がついています。
【情報収集協力:吉野優香】

SPSP (Society for Personality and Social Psychology)
SPSP2026
February 26–28, 2026
Chicago, IL
https://spsp.org/events/annual-convention
・Podium program Submission closed
・Poster program Submission closed

SANS (Social & Affective Neuroscience Society)
SANS 2026
April 15–18, 2026
San Diego, California
https://socialaffectiveneuro.org/conference/
【NEW!】・Abstracts and Travel Awards Deadline extension (1/12, 2026)

SAS (Society for Affective Science)
2026 SAS Annual Conference
March 12-14, 2026
Pittsburgh, Pennsylvania, USA
https://society-for-affective-science.org/2026-sas-annual-conference/
・Submissions Closed

APS (Association for Psychological Science)
2026 APS Annual Convention
May 28-30, 2026
Barcelona, Spain
https://www.psychologicalscience.org/conventions/2026-aps-annual-convention
【NEW!】・Submission Deadline Extended to 10 December 2025 at 5:00 PM ET (22:00 UTC)

EPSSE (European Philosophical Society for the Study of Emotions)
13th EPSSE Annual Conference
June 24-26, 2026
Eichstätt, Germany, Katholische Universität Eichstätt-Ingolstadt
https://www.epsse.org/call-for-abstracts-2026
・Abstract submission closed

EASP (European Association of Social Psychology)
June 30-July 4, 2026
Strasbourg, France
https://easp2026strasbourg.com/
・Abstract Submission closed

ECPP (European Conference on Positive Psychology)
12th European Conference on Positive Psychology
July 1-4, 2026
Dublin, Ireland
https://www.ecpp2026.com/
・Poster program Submission closed

ISRE (International Society for Research on Emotion)
ISRE conference 2026
July 11-14, 2026
Brisbane, Australia
https://www.isre2026.org/
・Abstract Submission closed

IACCP (International Association for Cross-Cultural Psychology)
2026 IACCP International Congress
July 14-18, 2026
Leuven, Belgium
https://iaccp2026.com/
・Early submission closed
・Regular submission Deadline (2/12, 2026)

ECP (European Conferences on Personality)
The 22th European Conferences of Psychology (ECP 2026)
July 21-24, 2026
Edinburgh, Scotland
https://www.ecp22edinburgh.org/
・Abstract Submission closed

【NEW!】ICPS (International Conference on Psychological Sciences)
ICPS 2026
October 26-27, 2026
Los Angeles, United States
https://waset.org/psychological-sciences-conference-in-october-2026-in-los-angeles
・Abstracts/Full-Text Paper Submission Deadline extension (12/17, 2025)


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◆その他、以下もご活用ください。
・感情心理学研究バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsre/-char/ja/
・エモーション・スタディーズ バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ems/-char/ja/
・日本感情心理学会X(旧Twitter)
https://x.com/jsre_pr
・日本感情心理学会HP
https://jsre.jp/

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★ニューズレター配信日:毎月10日
★記事掲載依頼受付期限:毎月5日
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